2009年01月22日

映画におけるメンズデイの効果ってあるの?

 世界金融危機に巻き込まれ、危うい立場になりかけていたaliasです(笑えない)。

サブプライム問題によるリーマンショックや世界同時株安、それに伴い製造業の派遣切りなどの影響により日本も2008年秋ぐらいから不況が顕著になり、現金などのお金の価値が上がってきました。そのため、映画好きのaliasとしては少しでも安く劇場で映画を観たいのですが、日本の映画鑑賞料金は1800円と、アメリカなどと比較すると2〜3に倍ぐらい相当する高額料金です。なのに、映画館でのアルバイトの時給を見てみると、最低労働賃金や飲食業のアルバイトとほとんど代わらない状態なので、よく分からない業界です。

業界通の人に聞いてみると(←あやしい人なのです)、日本では6000億を越える漫画産業の恩恵によりマンガ雑誌や単行本などが海外と比べると異常に低価格なのと同様で、アメリカではハリウッドに代表される映画産業の恩恵で鑑賞料金が安くなるそうです(そういえばアメリカ国内ではヒットしなかった映画でも、世界規模での公開のおかげで黒字になる話はよく聞くもんな〜)。


 そんなうらやましい環境もあるのですが、aliasは日本に住んでいるので日本で安く映画を見るために、いろいろと映画料金を調べてみました。



(検索中…)。



 一般 1800円 
 大学生/高校生 1500円
 中学生/小学生/幼児(3歳以上)/シニア(60歳以上)/障害者手帳の提示(同伴は1〜2名まで) 1000円

まあ、これがシネコンや大手系列映画館での料金なのですが、地方の小さな劇場や一部単館では一般が1200円〜1500円とか、昔の名残りで指定席と呼ばれるものやプレミアシート、カップルシートなどは2500円前後のものもあるようです。


 前売券 1300円

いわゆる定番ですが特典を手に入れるためにチケットを買う以外は、よほどの話題作じゃないとなかなか手を出しにくいです(でも、話題作となると先行上映などが行われるのですが、先行上映では前売り券は使えないのです)。ちなみに、配給会社では前売り券の売り上げで映画のトータル収益がかなりの確立で推測できるそうです。


 ファーストデイ 1000円

神戸での日本初映画上映を記念して毎月1日に設定されている映画の日なのですが、毎月14日のTOHOシネマズデイと呼ばれる日も1000円です。


 高校生友情プライス 1000円

映連(映画製作配給大手四社の団体)により企画されたもので、生徒手帳の3名提示で高校生が合計3000円になるのですが、aliasとは関係のない年齢のため不評なのか(?)2009年6月30日で廃止です。


 夫婦50割引 1000円

こちらも映連の企画で、夫婦のどちらかが50歳であることを証明すればOKですが、夫婦であることを証明する必要がないため、不倫でも問題ありません(おいおい)。


 レディスデイ

週に一回女性は1000円の鑑賞料金になる劇場が多いのですが、水曜日でないところや実施していないところもあります。


 レイトショー/ナイトショー/オールナイト

終了時間が23時を超える作品は高校生以下入場禁止ですが、シネコン系では1200円〜1300円位で高校生料金より安いため、年齢を偽っているような人も見かけます(一部では料金が1800円のままのところもあります)。先行、先々行の深夜上映でも一部劇場ではこの割引が設定されています(でも、最近はオールナイト営業が減りましたね〜)。


 モーニングショー

平日の午前上映は1200円〜1300円ぐらいになるのですが、あまり劇場が採用していなかったり、特定曜日になっている場合が多いです


さらに調べていくと、5作品見たら1回無料・特定曜日が安くなるとか劇場によって様々な会員割引や、ネット予約の300円割り引きとか、駐車券・商店街割引き、ほかにもクレジットカード割引などもあります。さらに株主優待券や(映画を安く観るという趣旨からは外れますが…)映画などの業界団体向けの割引もあったり(aliasは業界人ではないのです……)、雑誌・ラジオ・テレビを見たなどで安くなったりプレゼントがあったりします(そういった時はハズレの映画である場合が多々あるのです………)。



 ということで、本題なのですが(今頃かよ!)

メンズデイというものをたまたま見つけたのです。aliasが普段利用している映画館にはないのですが、男性なら特定曜日に安くなるというものを見つけました。レディースデイに対してレストランやクラブなどのサービス業界では男性が冷遇されている場合が多く不満を感じている男性が多いのですが、一部劇場ではこのメンズデイの設定をしているのでそれを目当てにしている男性人も多いようです。

レディースデイの設定により女性の方から見ると、映画館を安く観られるのでうれしかったり、女性がたくさんいるので暗い空間でも安心して映画を観ることが出来るなどのメリットがあります。でも、男性率の高いメンズデイの劇場には女性人やカップルなども近づきたくないような印象になってしまいます(吉野屋に入りにくいのと同じ理論です)。


 で、上映館の経営側からの視点で考えてみると、元々女性に対する割引というものは、飲食や交流の場に女性がたくさんいると流行になったり、女性を求める男性達が口コミによって寄ってくるという趣旨で20世紀に作られた制度だと言われています。そのほかにも男性ばかりいた場所に新たな顧客を生み出すという経営理念で作られたといわれています。

つまり、男性ばかりを呼び込むということは時代的に逆行しているような気がするのですが、最近のシネコンでは平日は10名にも及ばぬ状態で上映している場合があるので、全国的には一般ではないメンズデイを作り男性顧客を呼び込み稼働率を上げようとする苦肉の策の経営戦略なのかもしれませんね。

(でも、その効果が高いとするのなら全国で採用されているはずですが、あまりメリットがないのが実状のような気がするのです)



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2008年01月21日

最近の海賊版映画の事情 その2

 先日、ニュースを見ていると、映画版「ヱヴァ」、早くも流出! 犯人は内部関係者?
だそうです(中国語の字幕付きと字幕なしの2種類があるみたいです)。


 ヱヴァンゲリヲン新劇場版といえば、2007年9月1日に単館劇場中心で公開され18億円ほどの興行成績だったため、年間興行収入としてはベスト10には入らないような、少し難解なアニメ作品だったのです(ですが、前売り券の売り上げは、当時の日本アニメ映画では歴代1位です)。

でも、オタクとして1995年以降の必須科目になってしまったガイナックスさんによるTVアニメ“新世紀エヴァンゲリオン”を旧世紀版と位置付け、新劇場版としてリニューアルされたデザインや、ストーリーや設定を微妙に変え、新たなる結末を予定したエヴァ・ヲタ向け作品なのです。

今回は、全4部となる序・破・急+完結編(4作目のタイトルは未だに決まっていません)シリーズ最初の作品であるヱヴァンゲリヲン新劇場版:序が流出しました。


 で、2008年1月13日、ヱヴァンゲリヲン新劇場版の違法動画がVeohやStage6の動画共有サイトにアップされ、日本のニコニコ動画などにも転載されていたようですが、今ではほぼ削除されているようです。

海賊盤映画としては、劇場の映像をそのまま録画したため画像や音質が荒い“画撮”と、製作現場など関係者から流出したため比較的クオリティーの高い“内部流出”があります(参考:海賊版映画の事情)。ニュース記事によると、流出した動画の音声はエコーがかかっているが、画像がキレイなため、画撮版ではなく内部流出版だとされています。


 2006年に設立されたスタジオカラーの第1作品として、庵野秀明総監督や配給会社のクロックワークスは流出に対してかなり気を使っていたはずなのですが、今回、非合法にアップロードされたのはイタリアからだそうです。そして字幕には中国語が入ったものがあるので、このあたりの国の人物が一応怪しいとされています。

通常、国内から海外に進出するときに違法流出する場合が多いのでチェックしてみると、世界戦略の最初の国として選ばれた韓国では、2008年1月17日にソウル市内の竜山CGVという劇場で試写会が行われたり、2007年10月12日に第12回釜山国際映画祭の閉幕作品として公開された実績があります。時期的には少しずれてしまうのですが、事前に映像を観ることのできた韓国上映に関わった人々が一番怪しいと思われます。

さらに別の推測すると、2007年9月1日公開されたこの作品は、今では三重県にあるジストシネマ伊賀上野という劇場でしか公開されていないさみしい状況なので、公開終了直前の閑散時期を狙って、高感度カメラで画撮された可能性も捨てきれないところです(現物は観てないのですが、音声にエコーがかかっているのが注目ポイントなのです)。


 で、この違法動画が一度ネットに流れてしまったことや中国語字幕付ということで、著作権の意識が低く無法地帯になっている中国の動画共有サイトYoukuなどで再アップされそうな気がします(そもそも、中国でエヴァンゲリオンが認知されているのかな?)

なので、2008年春予定の“ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破”の公開直前に、前作となる“序”を発売する戦略だったはずなのでDVDの売り上げが落ちてしまいそうな気もするのですが、この映画に関心があるエヴァ・ヲタな人達としては、正規品DVDのクォリティの高い映像や豪華版のオマケを観賞用、保存用、布教用として欲しいはずなので、特に売り上げ的には問題なさそうな気がします(日本国内という条件付ですが…)。


 でも、オタクな人としては続編となる“破”以降の作品を楽しむために、今では映画館で観ることのできない(一部地域を除く)違法アップロードされた映像を、伏線や矛盾点を見つけ出すための検証用動画として分析するため、DVDが発売されるまでは何度も使われそうな気がするaliasなのでした(ヱヴァ検証サイトが増えそうな気がするのです)。



ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ENTRY FILE1 (1)
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 ENTRY FILE1 (1)


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2007年12月11日

クリスマスはグミ・チョコレート・パインなのだ!

 ということで、大槻ケンヂさん原作の映画“グミ・チョコレート・パイン”を楽しみにしていたのですが、公式サイトをチェックしていると、2008年正月公開予定から→2007年12月22日公開へと変更されていたのです。


公式サイトの詳細を見ていると

「モテたい男の子」と「モテたい男の子だった人」に捧げる、
感動の青春大河巨編がついに映画化!


と宣伝していたので、クリスマス・ウィークと呼ばれる12月22日からの3連休で愛を育むカップルたちが浮かれている街中、主人公の大橋賢三のようにたった一人で映画を観に行こうと心に決めていたのですが、aliasの住む地方では2008年新春公開なのでした。(テアトル新宿以外はすべて新春以降の公開なのです)。


 作の大ケンヂさんによると(←ゲンツキと略すのだそうです)、この物語は“海猿”などに代表される体育会系の青春物語や、1980年代に流行っていた“ビー・バップ・ハイスクール”や“クローズZERO”のような不良たちの青春だけでなく、文科系だった人達にも青春の時代があったことを伝えたかった作品だそうです。

そして、主人公の石田卓也さんが役作りのために8kg増量したことや、山口美甘子役の黒川芽以さんが80年代の人になりきっている雰囲気、ピエール瀧さんらの元ナゴム・レコード人達が全面的にこの映画に協力していたり、単館映画の割には意外と豪華に力が入っている作品になっているので、かなり楽しみな映画なのでした。


 で、予告ナレーションや宣伝には参加している大槻さんなのですが、ラジオや雑誌などの発言を聞いていると、、原作と映画は別物だと思っているので、内容には全く口を出さずに脚本も手掛けたケラリーノ・サンドロヴィッチ監督に一任していると言っていました。でも、監督のブログを見ていると、いつもプロデューサとお金がないことで揉めていていることなどが書かれていたので、心配しているとも言ってました。

さらに、小説は“アメリカン・グラフティー”をリスペクトしたラストシーンだったので、1986年に高校生だった彼らの3年後の姿を画きながら物語は終わっていったのですが、予告編では2007年の21年後の主人公から始まるオープニングとなっていたのです。それに詳細を調べていると“自分BOX”というバンド名の原作には無いバイラスとジャイガーという新キャラクターを登場させているのですが、その登場人物の名前が昭和シリーズのガメラの怪獣の名前だったという心配な設定なのです。


 なのですが、1986年の登場人物の服装や髪型などを含めたリアルな時代再現や、自分にはくだらない同級生たちとは違って何かを持っているはずだ!と思い込んでいる少年たちがまだ何もできなかったり、何も成し遂げていない事への焦燥感、さらに煩悩に犯された高校生の自慰行為まで画き、人が触れたれたくないような嫌な部分までも予告編で見せてしまうという、原作の大事な部分は外していないケラリーノ・サンドロヴィッチ監督の演出には期待できそうな映画なのでした。


(そういえば、この映画のことを頭文字から取ったG・C・Pと呼んでた人がいたのですが、やっぱり、グミチョコと略した方がしっくりくるんだよな〜)



 ということで、たまにはYouTubeにある、映画のエンディングテーマ曲である電気グルーヴさんの少年ヤングや筋肉少女帯の曲でも貼り付けておくのです(↓)。


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2007年11月19日

AVP2 エイリアンズVS. プレデターのアメリカ版の予告編が意外と面白かったのです。

 最近気になる映画が、2007年12月28日公開予定の“AVP2 エイリアンズVS. プレデター”なのです。この作品は20世紀フォックスが送り出したSF映画の2大キャラクターが共演する、2004年公開の“エイリアンズVS. プレデター”の続編となるのです。


エイリアンVS.プレデター
エイリアンVS.プレデター


 エイリアンと言えば1979年に公開された映画で、未知の惑星で出会った凶悪な異星人に次々と殺されていくホラー映画的な手法のSF作品だったのですが、当時のCG技術が未熟だったこともあり、ワイヤーアクションや着ぐるみ的なものでエイリアンを表現するしか方法がなかったのです。そんな陳腐になってしまう映像を、エイリアンの手や足など一部分しか見せない演出や、全体像を映し出すときには細かいディテールが映らないように逆光処理をして、恐ろしいエイリアンの姿を観客に想像させる演出のうまさを感じさせた作品だったのです(全ての現象を映像にしてしまうCG全盛期の現在とは対極にあるような作品なのです)。

そして、1986年にジェームズ・キャメロン監督で第2弾が公開されたときは、前作まで隠されてきたエイリアンの全体像を白日の下にさらし出した作品だったのですが、古さは感じさせるものの今でも色あせることのない迫力のある映像に仕上げてきたのです。普通のシリーズ映画ではエイリアンの数を増やしたり、未知の惑星で出会ったエイリアンを地球に連れて来てしまい地上で大暴れする脚本にしてしまうところですが、脚本も手掛けたジェームズ・キャメロン監督は、あえて主人公を未知の惑星へ再度向かわせる物語へと驚く展開にしたのです。その物語は凶暴なエイリアンを武器で制圧しようとする人類が対決するアクション映画となっていたのですが、人海戦術を繰り広げるエイリアンズとの戦闘やモビルスーツ的な設定、深いSF造詣だけでなく、恋愛ドラマやエイリアンの親子愛など生き物としての情愛までも画き出す、完成度の高い物語だったと記憶しています。

でも、プレデターに関しては、現在カルフォニア州知事でもあり、2006年1月8日にオートバイで事故を起こした際に無免許で運転していたことが発覚した、アーノルド・シュワルツェネッガーさんが主演していた事と(もっと普通に紹介しろよ!)、かなり昔に深夜テレビで映画を観たような気がするという僅かの記憶しかないaliasなのでした(おいおい)。


 で、この20世紀FOXが送り出した二大モンスターが共演するAVPシリーズの初回作品は、南極の大地で眠っていたエイリアンとプレデターが戦う物語だったのですが、お互いの魅力を引き出したアクション展開や昔の映画を思い起こさせるカットなど、物語としてもうまくまとめられ、シリーズを通して観てきたファンとしてもそこそこ納得ができる作品だったそうです。でも同じ配給会社とはいえ、互いのイメージや利権の問題あったので、両者は引き分けとなってしまうという大人の事情が発揮された物語でもありました。



 そんなこんながありまして、本題なのですが(前置きが長すぎるんだって!)、

今回の第2弾作品は日本とアメリカでほぼ同時公開予定となり、本国と日本の予告編はほとんど同じ内容ですが、アメリカ版の方がかなり面白かったのです(→AVP2)。

アメリカのコロラド州ガニソンは人口5476人が住む片田舎の町なのですが、平凡に暮らす人々の前で、プレデターとエイリアンとの戦いが始まってしまうのです。争いに巻き込まれた一般人たちが次々と殺され、予告編が終わる頃には9割近くの人々が亡くなり生存者628人となってしまうのですが、人が殺されていくたびカウンター表示されている人口が5474人、5470人とカウント・ダウンされていく演出がすごいのです(日本予告編では消されてしまっている演出なのです)。

さらに資料を見てると、交尾をすることもできないはずの2大モンスターに“プレデリアン”という二つの生物の能力を持ち合わせた生物まで現れるのです
(参考:predalien.com)。


 ということで、かなりB級映画の臭いがする物語に期待しているのですが、何で?日本ではアメリカと同じ予告編を流さないのだろう??と疑問に思っているaliasなのでした(たぶん倫理観念的に日本人には合わないんじゃ…)。

2007年09月16日

ラスト7分11秒の衝撃の事実という宣伝展開の映画。

 2007年7月ぐらいからほとんど映画を観ていないので、最近はブログを機能させていないaliasなのです。

なので、今年の夏休み興行で話題になった、アニメ版では唇が付いていたロボットだった“トランスフォーマー”(普通に表現しろよ!)や、来日するたび「次のロケ地は日本でやりたい」とファンに嘘のリップサービスをする“オーシャンズ13”(いつものことだって!!)などの話題作も観ていないのです。

でも、 “ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序”だけはチェックする予定だったのですが、宣伝や試写会などが行わなかったのにシネコンでは満席でチケットが取れずに観ることができなかったのです。だったのに、その横で公開されていた木村拓哉さんの“HERO”では、ジブリの“ハウルの動く城”を超え日本映画至上過去最大となる475スクリーンを確保し、テレビとのタイアップや番組ジャックなど万全の体制だったくせに(おいおい)、余裕で入場できる観客を横目に見て、

「シネコンはスクリーン配分を間違えてるよ!」

と、叫びたくなってしまった9月のaliasなのでした。


 で、本題なのですが(いまごろかよ!)、

最近テレビや予告編を見ていると、ハル・ベリーさん、ブルース・ウィリスさんが出演する9月29日公開“パーフェクト・ストレンジャー”というサスペンス・スリラーな映画があるのですが、ラスト7分11秒 あなたも絶対騙されるという挑戦的なCMなのです。

こんな宣伝展開をして期待させる映画はいくつもありましたが、成功した映画といえばM・ナイト・シャマラン監督の“シックス・センス”が良い例なのです。でも、この監督は何度も同じような映画で期待させてくれるのですが、この作品以外はすべて興行的には失敗しているように見受けられるのです。

同じような傾向として、ヲタな友人に観賞用・保存用・布教用を買うほど好きな作品(オタクとしての基本なのです)を勧められ、その物語を期待して観てみると友人が熱心に薦めていたほどには楽しめない場合が多いのです。つまり作品への期待値が上がってしまうと、作品に対する評価のハードルも一緒に上がってしまうのです。

映画会社としては劇場に観客が入ってしまえば、物語の内容がどんなものであれ宣伝としては成功なのかもしれませんけど、観客としてはね…。


 ということで、この作品で気になっていたことが、ラスト7分11秒という具体的な数値のことなのです。上映中に観客としては時計などを見ることができないので、どこからそのラストシーンが始まるのか?判りませんし、もしかしたら映画の中で残り時間を表示するカウンターなどが表示される作品なのかな?とも気になってしまうのです。

それに、本当に気になるのは(こだわり過ぎだって!)、エンドロールも7分11秒の中に含まれているのかな?ということなのです。昔と比べると最近の映画はCGスタッフなど一つの作品に関わるスタッフが増えたためエンドロールが5分以上ある場合が多いのですが、エンドロール後も映画が続いていたりする場合があるので、どこをラストシーンと位置づけるのか?という定義の曖昧さが気になってしまったaliasなのでした。

(まあ、どうでもいいんだけどね…)

2007年08月16日

グミ・チョコレート・パインが映画化なのだ!

 映画の題名である“グミ・チョコレート・パイン”とは、地方ルールによって呼び方が変わってしまう遊びなのですが、じゃんけんをしながら勝った手に応じて進む歩数が決まるゲームのことを指すのです(aliasが住む地方ではグミはグリコなのでした)。

2008年正月ロードショーが決定したこの作品の原作は大槻ケンヂさんの小説になり、1993年に発表されたグミ編、1995年のチョコレート編、2003年のパイン編と3部作に渡る物語になるのです(マンガ化もされています)。

監督は有頂天というバンドでKERA名義のボーカルをしていたケラリーノ・サンドロヴィッチさんプロデューサーで、役者は石田卓也さん(時をかける少女の声優さんなのです)、黒川芽以さん、森岡龍さん、金井勇太さん、柄本佑さんなど比較的有名ではない人になっていました。


 で、大槻ケンヂさんといえば2006年に復活した“筋肉少女帯”や“特撮”などで有名なロックミュージシャンな人なのですが、コラムや作家業なども手掛け星雲賞にも受賞したことがあるマルチな才能を持つ人なのです(最近では“NHKにようこそ!”や“さよなら絶望先生”などのアニメの主題歌を歌っています)。

そんな彼の近年に書いた小説にはイカ天に代表される90年代のバンドブームの裏側を画いた“リンダリンダラバーソール”や、若きバンドマンとゴスロリ少女が旅する青春小説“ロッキン・ホース・バレリーナ”などあまりに映像にしやすい一般向け作品があるのですが、この作品を映画化してしまったことに驚いてしまいました。

この作品は彼の青春時代である80年代を背景にした半自伝的な物語という位置付けの小説なのですが、内容の半分以上がリビドー(性衝動のことです)にまつわる話になるのです。毎晩、自慰行為にふけこみ妄想する男子学生のネタ話のことを延々と語る衝撃的な物語なのです(なので、放送媒体には向かないのです)。

なのですが、あこがれていた同級生が女優となりスターダムにのし上がって行く様を見て、何もできない自分に悩み苦しむ、若さゆえの切なさが画かれた物語でもあるのです。

煩悩に犯された高校生のバカな姿を繰り返し見ているとかわいらしく見えてくるところや、対称的に画かれる大人になりきれない少年の焦燥感など、のほほん〜とした大槻ケンヂさん独特の世界観を映画でどの様に構築してくるのか?が楽しみでもあるのです。


 ということで、今回の映画化にあたっては無名に近い俳優人なので、原作のリビドーの雄叫びをリアルに演技できそうな気もするのですが、スクリーンに映し出される大画面で自慰行為にいそしむ姿をリアルに画かれてもな〜とも思うaliasなのでした(おいおい)。



グミ・チョコレート・パイン パイン編
グミ・チョコレート・パイン パイン編



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2007年08月12日

GOEMONって時代劇なの?

 最近は映画を見る暇がないので、映画情報を見ているだけのaliasなのです。

ということで最近気になるのが、2007年3月2日から元・宇多田@ダンナになってしまった紀里谷和明さんの監督作品“GOEMON”なのです(もっと普通に紹介しろよ!)。


 彼の映画監督作品は“CASSHERN”しかないので、この作品が2作目となるのです。前作は少し無理のある難解な物語構成だったため世間での評判が悪く、設定ぼろぼろ、統一性へろへろと酷評されたのですが、aliasは物語の悲しさに涙がぽろぽろに泣かされたので、彼の次回作を楽しみにしていたのです。

まだ映画の撮影が始まっていない状況なので、この映画のエキストラ大募集のページをチェックしてみると、2007年8月20日〜10月31日で撮影するみたいです。


 で、参加にあたっての注意事項を見ていると

仕度は、メイク・かつら・衣装・小道具…と多くの部署を経ていく為、最短でも男性は40分、女性は1時間以上の時間を要します。

と書いてあったので、どうやら時代劇として安土桃山時代の大泥棒である“石川五右衛門”さんをテーマにした物語になると思われますが(ルパン三世の“石川五ェ門”さんだったらカツラの必要性はないと思われます)、彼が監督する事と一瀬隆重さんがプロデューサーということぐらいしか発表されていないので、役者さんなどの詳細は不明なのです。


 どんな映画になるのかほとんど判りませんが、彼のPVなどの映像感覚や独特の世界観が映画で表現されるのを楽しみにしているaliasなのでした。

でも、オタクと公言している人なので、もしかしたら1986年にファミリーコンピューターという家庭用ゲーム機で発売された“がんばれゴエモン”(by KONAMI)というゲームを映画化する気じゃないのか?とも心配しているaliasなのでした(おいおい)。



ファミコンミニ がんばれゴエモン! からくり道中
ファミコンミニ がんばれゴエモン! からくり道中

2007年07月24日

2007年7月21日(土)の視聴率の結果。

 ということで、2007年7月21日に放送されていたサッカー・AFCアジアカップ2007・準々決勝「日本×オーストラリア」と、アニメ映画“時をかける少女”の視聴率をチェックしてみたのです。

前回のグループリーグ最終戦、アジアカップ2007「日本×ベトナム」で20.0%となった勢いのまま試合も盛り上がり、19:00から放送された試合は延長、PKなどの一時間近く放送時間が延長した接戦の末に勝利するという結果になり(いつもながらPK時の川口能活さんは神がかり的なのです)、視聴率は23.8%(関東地区)、瞬間最高視聴率はPKを放送していた22:01の37.1%となりました。


 で、時をかける少女の結果を見てみると12.2%と全くふるわない結果となりました。21:00放送なので、サッカー延長のため視聴率が落ちたと言いたいところなのですが、同じフジテレビ系列の20:00から放送されていた“めちゃ×2イケてるッ!”は13.9%、同時間に放送していた日本テレビ系列“世界一受けたい授業”は18.5%なのです

さらに、同じ21:00から放送したあの”土曜ワイド劇場 温泉(秘)大作戦(4)ですら、13.0%と全く笑えない状態になってしまいました(おいおい)。


 アニメ映画である時をかける少女を、1983年に大林宣彦監督、主演が原田知世さんで作られた実写版映画と勘違いしたのか?少女が初めて恋を知る瞬間を映像にした画期的な物語なのにSF的な展開で画いていたため女性層にはアピール不足だったのか?アニメに見る世代はサッカーを見る世代とかなり重なっていたのか?などの要素で、あらゆる年齢層に対して不利な状況だったのかもしれませんね。


 ネットでの注目度と比べると、一般の人に対してこの作品の認知度が低かったことや、日本アカデミー賞自体に権威がなかったこと、大人達には宮崎駿監督以外のアニメ映画がほとんど受け入れられていないという現状を、まざまざと見せられたような気もします。

なのですが、意外と夏休み最初の週末だったので、映画は録画して若い世代に人達はお外に出かけていただけというオチなのかも知れませんね(もっと笑えない)。


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2007年06月26日

ピクサーの次回作以降の作品が決まったみたいです。

 ピクサーの最新作であるレミーのおいしいレストランの公開が迫ってきました
(2007年7月28日公開予定なのです)。

ミッキー・マウスと同じ生物であるネズミがフランスのレストランで食を極める物語なので、題名にちなんで料理愛好家である平野レミさんがCM出演すると予想していたのですが、人気お笑いコンビである南海キャンディーズのしずちゃんが映画の応援団長に指名されていたので、なんだか残念な感じなのです。

それにミッキーさんと違ってあまりにも生々しいネズミさんなので、衛生管理のイメージを考えるとレストランや飲食関係からのタイアップは難しそうだし、最近のピクサー作品は年々興行収入が落ちているので、映画告知においても心配な作品なのです

でも、公式サイトの予告編などを観ていると、最近まれに見る好感度なのでけっこう期待しているのです。なのですが、映画館の前に並んでいる子供たちの行列を見てしまうと、結局、DVDが発売されるまで映画を観れそうにないaliasなのでした。


 で、本題となるのですが、先日、2006年にディズニーに買収されたピクサーの今後の映画公開スケジュールが、アメリカのタイム誌により発表されました。

●2008年7月27日に全米公開予定の“WALL-E”(ウォーリー)。
1931年に公開されたチャールズ・チャップリンさんの“街の灯”をリメイクした作品になるのですが、西暦2700年の地球でごみ処理に明け暮れるロボットのウォーリーと、女性ロボットであるイブの恋愛物語としてストーリーを再構築しているそうです。

●2009年6月12日に全米公開予定の“UP”(アップ)。
こちらは70代の老人による冒険物語になるそうです。

●2010年夏に全米公開予定の作品が、製作中止となっていた“トイ・ストーリー3”です。


 で気になるところが、WALLEに関しては主人公の声を、音の魔術師と呼ばれるベン・バートさんが手掛けているのです。サウンドデザイナーである彼は、スター・ウォーズのライトセイバーの「ヴォ〜ン」という音やブラスターの音、異性人の言語までも作り出した人なのです。この人選からピクサー製作人のマニアックさが感じられるのです。

そして一番気になるのが、いくらチャップリンの代表作と呼ばれる作品と言えども、1931年の映画をリメイクと言われると、ハリウッドだけでなくディズニーでも脚本が枯渇しているのかな〜?と心配になってしまったaliasなのでした。



街の灯
街の灯

2007年06月04日

ゲド戦記を読んでみる?

 2007年7月4日に発売されるスタジオジブリの映画“ゲド戦記”のDVDプロモーションとして、6月6日に“ゲドを読む。”が110万部、無料配布される。今回、配布される本はスタジオジブリと岩波書店協力、糸井重里氏がプロデュースした208ページにも及ぶ文庫本形式となり、無料配布としては前代未聞のボリュームとなる企画だ。映画だけでなく原作小説にも触れた内容となっており、映画の世界観やインタビューなども収録される。全5色のカバーの総数110万部が用意され、全国のDVD販売店や書店、三鷹の森ジブリ美術館だけでなく、主要都市のキースポットなどでも配本される。


だそうです。

(配布先や詳細は、スタジオジブリのホームページ、ゲドを読む。をご覧ください)



 このジブリ映画は、2006年7月29日に公開されたのですが、邦画としては2006年興行収入1位となる76億5千万円、観客動員数588万人になったのです。

宮崎駿監督の息子である宮崎吾朗さんの初監督作品として、注目の集まった作品でしたが、原作者であるアーシュラ・K・ル=グウィンさんから映画の内容にクレームが付いたり、監督就任が親の七光りと言われたこと、物語の構成や内容にまとまりがないと批判されたこと、宮崎駿監督と宮崎吾朗監督の親子喧嘩や作品の奪い合いまでもが取り上げられ、映画の内容だけでなく、風評などでも散々なものとなってしまいました。


 なので、この“ゲドを読む。”の無料配布本に関しては110万部も配布されるので、容易に手に入れられそうな気がするのですが、なかなか難しそうな気もするのです。


●まず、映画を観た人が588万人もいるのですが、映画館では鑑賞せずにレンタルやTVでジブリ作品を観る人のほうが多いので、ジブリのTV平均視聴率を考えると人口の20%ぐらいの人々が興味を持つと考えられるのです。

(日本の人口を1億2776万人で考えると、25.55倍ぐらいの競争率なのです)

●そして、オタクな人々の基本としては、観賞用(自分が見るために使うのです)、保存用(もちろん手垢がつかないように保存するのです)、布教用(作品を知らない人に見せるために持ち歩くのです)の3冊を収集する事が必須なのです。

(倍率が3倍上がるのです)

●それに、ブームに便乗して本を手にとってしまう一般の人々や、オークションに出品するために手に入れようとする悪徳な人もいるのです。

(便乗組は不確定なので倍率は不明なのです)

●さらに、今回は5色のカバーが用意されているということなので、コレクターな人々としては5種類すべてを集めたくなるはずなのです。

(さらに5倍の競争率が上がる可能性があるのです)


 ということで、6月6日(水)には、コンビニや書店に行ってみようかな?と思っている、便乗組なaliasなのでした。



ゲド戦記
ゲド戦記

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