2005年11月10日

バットマン ビギンズ

 シリーズ物の宿命、あまりにキャラクターが出来上がりすぎてしまって、新しい話が書けなくなり、しかたなく原点に戻る基本的戦略の映画でした。スタートレックシリーズだって、宇宙大作戦(TOS)とネクストジェネレーション(TNG)は宇宙探索ものだったのに、いつのまにかデープスペース・ナイン(DS9)では宇宙ステーションを運営しながらの二大勢力の宇宙大戦の話になり、次のヴォイジャー(VGR)では遠くの宇宙の飛ばされて故郷へ戻る、母を訪ねて三千里みたいな話になり、ついに未来を書きすぎてネタ詰まりになって、いまのシリーズのエンタープライズ(ENT)は人類がはじめてワープ飛行で宇宙を探索する話になってるのと同じです(日本で分かる人どれくらいいるんだろう?)。


そんなことはさておいて、話を戻しましょう。

バットマンの始まりをえがいた作品なので、他のアメコミのマーベリックシリーズヒーロたちと違ってただの生身の人間なのに、なぜそこまでして戦うのか?なぜ悪を憎むようになったのか?なぜ秘密兵器を開発できるのか?といったことが画かれています。

 通りすがりのちんけな強盗に父親を殺された少年は、あるきっかけで忍術に出会い、師匠役のリーアム・ニーソンから山奥での厳しい修行を受けます。(リーアム・ニーソンってスターウォーズでも同じような役をやってた様な気が…。それに忍者なのに日本じゃない国らしきところで修行してたんだけど、忍者って日本以外の国でもいたのかな〜。忍者のルーツって日本じゃないの?)

そして数々の武器を作る役にモーガン・フリーマン。つらく厳しい修行のシーンが画かれていたので、秘密兵器にも数々のドラマが画かれるのかと思っていたら、モーガン・フリーマンはドラえもんのように簡単に秘密兵器を出し、のび太君に道具を与えるように、バットマンが望むものを簡単に彼に渡していくのです。

こんな説明からは分からないと思いますが、物語は暗くシリアスに、そしてアクションは派手に進んでいきます。これまでのバットマンシリーズとは一線を引くほどの作品になっているので、この設定で新しくシリーズを立て直そうをしているのかもしれません。
でも物語り全体の作り方が荒いので、ちょっと冷静に見ると、そんな奴おれへんで〜と、突っ込みながら楽しむこともできる映画でした。


 渡辺謙さんが出ていたのに日本公開前にそれほどに宣伝されなかったのは、、彼がちょい役だったことや、劇場公開時にスターウォーズや宇宙戦争の二大メジャー作品が公開され、影に隠れてしまったこともありますが、
ラストシーンが当時の日本人では受け入れがたいと思い(4月25日におきた事件とダブらせるので)、映画会社も大々的に宣伝しにくかったのかもしれません。日本で2005年に封切られたことが残念でした。



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