2007年12月06日

ガリレオは毎週見てるのです。

 2007年10月15日より、フジテレビ系列の月9の放送枠で毎週オンエアーされているドラマ“ガリレオ”は福山雅治さんと柴咲コウさんが共演していることで有名なのですが、2006年にドラマ化された白夜行などの原作者である東野圭吾さんのファンとしてドラマを見はじめたのです。

でも、aliasはこのドラマの原作小説である“探偵ガリレオ”と“予知夢”に関しては読んでいない程度のファンなのでした(おいおい)。


探偵ガリレオ (文春文庫)     予知夢 (文春文庫)



 物語は、新米警察官である内海薫が持ち込んでくる超常現象のような摩訶不思議な事件のからくりを、物理学科の准教授である湯川学が解析していくドラマなのです。頭脳明晰で天才な湯川さんなのですが、変人と呼ばれるほど数字や公式にはめて物事を考える理系男なので、事件の被害者を助けたい一身でがんばる内海としては感情面で理解できないのです。でも、彼がスポーツ万能なだけでなく芸術などにも造詣が深いところや、場所も気にせず夢中になって数式を書きながら事件の謎を解き明かしていく姿をみてしまったり、ロジックの中で生きている彼が彼女の純粋な心に引かれ始めたりして、やがて相手に好意のようなものを抱き始める二人が画かれるドラマなのです。

この作品は視聴率が低迷しているドラマ業界で、初回は24.7%(関東地区)を叩き出し、その後も20.0%付近をマークしているのです。


 で、ドラマの初回放送が終わった後の10月21日に、2008年秋公開予定でガリレオの映画化が発表されました。

1話目の高視聴率を受けて、この作品を映画化が決定したような番宣だったのですが、
数々の映画やドラマなどに起用され“KOH+”の歌手として数年先のスケジュールまで決まっているはずの人気芸能人である柴咲コウさんと福山雅治さんなので、一年後に公開される映画のロケ・スケジュールを急遽組み込むことはできないはずなのです。

それにスポンサーなどの金銭面や製作スタッフなどのことを考えると、このドラマを放送する前から映画化されることが決まっていたと推測されますので、ガリレオ・プロジェクトはフジテレビの社運をかけたコンテンツであることは間違いないようです。

映画の題材として選らばれた原作小説は、探偵ガリレオ、予知夢に続くシリーズ3作目の“容疑者Xの献身”という作品を映画化するのですが、第134回の直木賞や第6回本格ミステリ大賞などに受賞した作品でもあり、物理学者と数学者が戦う、心理戦をメインにした天才同士の対決の物語だそうです。


容疑者Xの献身



 そんなこんながありまして、このドラマを毎週見ているのですが、全体的に古臭さを感じてしまう物語なのです。今では“CSI:科学捜査班”などに代表される最新科学を駆使して、現場に残されたわずかな血痕や繊維、ほこりを分析して犯行の過程を推測するリアルなドラマなどが放送される中、刑事コロンボや土曜ワイド劇場的な展開で事件を解き明かしていくのです。さらに物理学者が主人公なので数式のようなものを書き出したり、理系っぽい会話が交わされるのですが、小学生の実験かよ!(または、学研の科学と学習のおまけ)と、思わされてしまうもので展開されるのです。

なので、本格ミステリ好きな人としては、物語の冒頭シーンで謎の真相がほとんど解ってしまったり、ミステリ界における禁じ手を使ったりするので、ドラマを見てるのが辛い状態なのですが、すでに8話まで放送され、残りの9話と10話はゲストに久米宏さんを迎えたラストになるので、映画を楽しむためにも最後まで耐え抜こうと決めたaliasなのでした(特番で11話目が製作されちゃうかも…?)。



 でも、推理小説を読まない人やあらゆる年齢層を対象にしたドラマなので、誰でも納得できる謎解きをするためにはこれぐらいのレベルにしないといけないのでしょうね。それに最近は恋愛ドラマとして見ていたり、別の意味でのドラマの楽しみ方をしているのです。


@ 福山雅治さんは理屈っぽく融通の聞かない理系な男としてマイナスイメージになりかねない役どころなのですが、それを回復するため彼の男らしさを感じさせる姿が映し出されるのです(例:スカッシュ、フリークライミング、アーチェリー、彫刻)。

なのですが、そのシーンもだんだんネタ切れしたのか無理のある設定なってきたので、次はどんな姿で彼が登場するのか?楽しみな設定なのです(年を重ねても、やっぱり彼はかっこいいのです)。


A そして、ミステリ小説の世界では人を騙すためのトリックはやり尽されたと言われている業界なのです。そのため、このドラマも過去の作品をリスペクトした仕掛けが施されているので、どの作品からパクッた仕掛けなのか?思い出したり、調べてみるのも楽しいのです(例:横溝正史さんの本陣殺人事件)


B さらに、事件を真相を閃いたときに、彼がところかまわず数式を書き出すお約束のシーンがあるのです(例:道路のアスファルト、ドラム缶、黒板、机、地面、くもった車の窓、ショールームの窓ガラス、民家の壁)。

最初は地味な場所に書いていたのに、だんだん派手なシュチュエーションになってきたので、ドラマのラストや映画化されたときには、国会議事堂や皇居、世界遺産の建造物など政治的に配慮されている場所に落書きするシーンが出てきたり、女子更衣室や人の体に口紅で書くなどの18禁な展開もあるのかな〜?と、楽しみにしているaliasなのでした(ドラマのファンに怒られるぞ!)




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