2007年05月13日

日本沈没

 この映画は、小松左京さんの小説が原作なのですが、1973年に映画化された時の観客動員数は、今でも記録として上位に残っている作品なのです。それをリメイクした作品なのですが、52億円の興行収入となり、2006年度の邦画のみのランキングでは4位と好成績だったようです(現在のヒット作と呼ばれる基準は20億円あたりになるそうです)。

この作品は7月15に日本公開されましたが、同年の8月31日に韓国で公開されました。日本が沈没するということで、韓国では100万人以上観客動員となり、週間での興行成績の1位を記録し、邦画初の偉業を遂げた作品だそうです(笑えない)。


 今回は豊川悦司さんが主演の作品ではないのですが、昔から彼が出演する映画は、期待を集めていても高い確率でヒットしないので、なぜ?今回はヒットしたのか??が気になり、映画を見てみたaliasなのでした(フラガールは大ヒットしただろ!)。


 物語は、ハイパーレスキュー隊員(柴咲コウ)と深海潜水艇のパイロット(草なぎ剛)は、大規模の地震による災害で孤児となってしまった女の子をきっかけにして恋が始まった。その後、日本列島で地震が頻発する中、40年後に日本が沈没してしまうことがアメリカの学会によって発表された。政府は全国民の海外への移住先を決めるため、長期的な計画を進めるが、アメリカの研究者が見逃していた事実を計算に入れると、日本が完全に沈没するのは1年後だということを知る。政府はその発表を遅らせ重要人物を優先的に海外へと脱出させるが、一般人達は災害の起こる中、逃げ惑うことしか出来なかった。阪神・淡路大震災で被害者でもあった彼女は、必死のレスキュー活動を続けていたが、優秀なパイロットだった彼にも海外移住の話が持ち上がる。そして…。


 この映画の冒頭で、柴咲コウさんがヘリコプターから劇的に被災者を助けるシーンがあるのですが、他の映画をパクった様な笑撃的なシーンだったので、B級映画であることを確信してしまいました(言い過ぎだって!)

それに、この映画を通して観ていると、柴咲コウさん演じるレスキュー隊員は身内の家族しか助けていないようなシーンになっていますし、被災者が建物の下敷きになっているかもしれない状態でヘリコプターでレスキュー活動をしているのを見ると、神戸の被災者という設定が埋もれてしまうため、リアリティーが無くなってしまうのです(ヘリの爆音を鳴らしながら上空を飛行していると、建物に埋もれている人の助けを求める声が聞こえなくなってしまうことを、当時を知る人は覚えているからなのです)。


 この作品は日本が沈没するということで、その理由が重要となるのです。地質や断層などの知識はほとんど無いのですが、冒頭から説得力のある内容となっていました(それでも、一年という単位になると、すこし無理のあるような気がしますけどね…)。

そして、高エネルギーにより破壊されていく建物などは迫力を持って画かれていました。防衛庁や東京消防庁の全面協力により、多数の特殊車両などが出てくるので、戦国自衛隊1549ように多少不自然な展開ですが、リアルさを強調していました。


 なのですが、首相を警護するSPがあまりに弱すぎる点や、石坂浩二さん演じる首相が、近い将来に日本の領土がなくなるという学者の論説を疑問も抱かず受け入れていくところなど、政治中枢や国際情勢などが不自然な展開になっているのです。
 
それに、ゴジラなどの昔の映画では、怪獣が大都市に来て暴れるという不自然さがありましたが(なぜか?過疎な地域に怪獣は出没しないのです)、今回も地震が起きる場所が東京、名古屋、大阪、北海道、九州など大都市が順番に破壊されるのを見ていると、昔の怪獣映画を思い出すような展開になっていました。


 で、今回は柴咲コウさんがハイパーレスキュー隊員で、草なぎ剛さんが深海潜水艇の優秀な搭乗員という特殊な任務を持つ恋人同士の二人は物語の鍵となる人物なのです。でも、主題歌でバックに流しながらここで泣いて下さい!と強要するような演出も気になるのですが、特殊任務についているため関係者以外立ち入り禁止の場所で働いているはずの二人が、何の問題も無く行き来しながら愛を語らうシーンにも不自然さを感じてしまいました。


 ということで、何で?こんな映画がヒット作品になったのか??ということも気になったのですが(言い過ぎだって!)、小泉純一郎元総理風にしている石坂浩二さんの不自然な髪型が一番気になってしまったaliasなのでした。



日本沈没 スタンダード・エディション
日本沈没 スタンダード・エディション

-------------------------------追記---------------------------------------



 で、今回、主演の“草g剛”さんのナギという字がパソコンなど、一部機器では表示が出来ないことを知らなかったのです(今回も表示できてないかも…?)。なので、ネットでは“草なぎ剛”という表示が一般的になっていることに、驚いてしまったaliasなのでした。
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