2007年02月18日

DOA/デッド・オア・アライブ

『チャーリーズ・エンジェル』よりセクシーで、『HERO』より過酷な戦い!

 上記のような強気過ぎる広告展開をする(?)この映画の原作は、格闘技のゲームになるのです。当時の最先端のCG技術を駆使して、戦う女性の大きな胸がリアルに揺れることや、豊富なバリエーションのきわどいコスチュームや水着が選べるということを前面に押し出した、男の子達の欲望の塊を二面において満足させるゲームでもあったのです。


DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball
DEAD OR ALIVE Xtreme Beach Volleyball



原作はプレイしたことないので全く知らないのですが、ハリウッドリメイクの “ストリートファイター”の失敗例や、130億円の損失を出し会社を経営不振にまで追い込んだ“ファイナルファンタジー”という映画もあったのに、よくこんな作品を映画化したよな!という印象の映画だったのです(おいおい)。

で、エロかっこいい女性が格闘する映画ということなので、そのルックスで殺すという宣伝文句を掲げている映画ですが、あのケイン・コスギさんも出演しているのです。彼は、忍者映画でハリウッドスターになったショー・コスギさんを父に持つ人なのですが、TBS系列放送の“筋肉番付”以外では見たことがなかったで、彼の実力がどれほどのものなのか?確かめようと思ったaliasなのでした。


 物語は、ある科学者が毎年開催するデッド・オア・アライブの大会には1000万ドルの賞金がかかっていた。あらゆる格闘家が集まるこの大会には素手で戦うことを定めているが、時間と場所を選ばない過酷な大会でもあった。そこに集まるのは、行方不明の兄を探すために北海道の忍者村を去り、抜け忍として追われるかすみ、親から英才教育を受けてきた女子プロレスラーのティナ、女泥棒のクリスティー、大会創始者の娘ヘレナ、かすみを追って刺客として送り込まれたあやねと彼女の身を案じ忍者村よりやってきたハヤブサ。彼らのさまざまな思惑を秘められた大会が始まる。そして…。


 日本の歴史を学んだ人々の大半が思うことなのですが、北海道に忍者なんている訳ないじゃん!というツッコミから始まるのです。で、その忍者屋敷がチャン・イーモウさんの“HERO”で画かれていた秦の始皇帝のような中国的な城になっている映像でも笑撃を受けてしまうのです。

そして、ゲームの中で登場していたキャラクターを実写で表現した結果、そんなやつおらんで!!とツッコミたくなるような髪型や服装の人物が多数登場することに驚かされるのです。

さらに、この作品を観終わった時に感じる、映画のラストシーンを予告編やテレビスポットで流していたという事実にも驚きを禁じえませんでした。


 ということで、設定やストーリーはとんでもないB級映画に仕上がっているのですが、戦闘シーンはワイヤーアクションなどを多用した独特の動きや、ゲームを再現した技のようなものが美しく画かれるのです。そして、意外と出番の多かったケイン・コスギさんの181cmの身長でありながら軽快に動く姿は独創的ではないものの、30歳を超えているとは思えないほどの機敏さでした。

そして、女性の;dミ]祁*o[\a藻や、qlぅ痲%8矧+l(18禁な言葉は文字化けするシステムなのです)が、ぎりぎり見えないよう展開する、別の意味での限界のアクションにはかなりのCG技術と殺陣師、撮影チームの努力が感じられるのです。

シン・シティーのデヴォン青木さんやジェイミー・プレスリーさん、ホリー・ヴァランスさん達がきわどい衣装を着てはいるのですが、日常のシーンよりアクションシーンにエロさを感じさせようとするこの映画は原作へのリスペクトを感じさせる映画なのでした。


 こんな映画なので、予想通りランキングのベスト10にさえ入っていない人気のため、シネコンなどでは1日に2回のみの放映や一番小さいスクリーンで公開するとかの企業努力がされているのです。

なので、この映画を公開している劇場はあまりに人気のなさに、経営状態をデッド・オア・アライブに陥れる作品にしてしまっているんじゃないか?と心配になってしまったaliasなのでした。



DOA/デッド・オア・アライブ デラックス版
DOA/デッド・オア・アライブ デラックス版

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