2007年01月21日

ラブ★コン

 この映画は男女の身長差をキーワードにした恋愛ドラマを延々と100分も画くだけの物語なのですが(違うだろ!)、冒頭では、この身長の差はまるで“銀河鉄道999”のメーテルと星野鉄郎の恋愛が成就する確率ぐらい低そうに見えるところから始まるのです(例えが古いって!!)。


 物語は、170.0cmの小泉リサ(藤澤恵麻)は男性に告白したがその身長を理由されてフラれた経験があり、159.0cmの大谷敦士(小池徹平)は自分より背の高い女性に恋愛の対象とされなかったため、それ以後の二人は自分と身丈のあう人と付き合うことを心に決めていた。高校で同じクラスになった二人はその身長差から生まれるコンプレックスにより犬猿の仲だったが、周囲からは学園のオール阪神・巨人と呼ばれるほどの息の合った漫才コンビにしか見えなかった。互いの友人たちを通しての付き合いしかなかった二人だったが、小泉は大谷の優しさや頼りがいのあるところを発見して彼を好きになり始める。だが、過去の経験があったためか大谷は彼女を恋愛の対象ではなくただの友達としてしか見ていなかった。そして彼女は…。


 物語の設定が舞戸(まいど)学園というところや二人がオール阪神・巨人と呼ばれるところ、そして関西弁で展開されるということで、大阪を舞台にした恋愛コメディな作品に仕上がっているのですが、関西に住む友人の話を聞いていると、どう見てもロケ現場は関西じゃあらへんで!だそうです。


 この作品は原作が少女マンガということで恋する女の子の目線で画かれるのです。最初は身長という障壁が邪魔をするのですが、好きになってしまった瞬間どんな欠点があっても輝いて見えるということを画くのです(この作品では「キュン死に」と表現するのです)。そして、恋を追いかけると相手は逃げてしまうが、去ってしまうと今度は相手が追いかけてくるという展開や心すれ違うエピソードなど、恋愛の登竜門のような物語なのですが、淡い恋心を抱いていた当時の自分を思い出すような懐かしさ覚える作品でもあったのです。

そのキュン死になどを含めて恋をして周りが見えない女の子の姿をコメディータッチに画くのですが、大人になっても恋をした時は年齢に関係なくそんな姿になっていることを気付いていない人が意外と多いのです(参考:韓流や氷川きよしファンのおば様方)。なので、物語に笑いだけでなくリアルさを感じてしまう部分もあるのです。


 で、恋愛のストーリを盛り上げるために楽しさや悲しみを表現する数々の挿入歌が流れるのですが、JUDY AND MARYさんやPRINCESS PRINCESSさん、PUFFYさん、LINDBERGさんなど昔懐かしい曲が流れるのです。最初は恋愛をテーマにした曲として定番なのかな?と思っていたのですが、この映画は原作ファンだけでなく、意外と20代以上の幅広い顧客層も取り込もうとした作品だったのかもしれませんね。

そして、本当のオール阪神・巨人さんや寺島進さん、南海キャンディーズさん、ムツゴロウさん(畑正憲)など、なぜこの作品に起用されたのか?意味不明な人たちもいたのです。

でも、それを含めた重要な要素である谷原章介さんら脇役の人たちや主人公たちのオーバー過ぎる演技と、ポップでアニメ的な映像感覚がうまく融合していたので、アイドル映画な展開の物語でもあったのですが、意外と好印象な作品なのでした。


 ということで、この物語は大阪を舞台にしているので、大阪出身の小池徹平くんがさわやかに関西弁のギャグをとばすのですが、あの高音なしゃべり方がグルメレポーターで活躍している彦馬呂さんを思い出してしまい、映画に集中しきれなかったaliasなのでした(参考:味のIT革命や〜!)。



ラブ★コン (通常版)
ラブ★コン (通常版)

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