2007年01月07日

名犬ラッシー

 名犬ラッシーといえば世界名作劇場としてフジ系列放送されていたことで有名なアニメなのです。そのため、実写で映画化された作品を観ることで原作のイメージが壊されてしまうんじゃないのか?と思ったのですが、冷静に考えるとaliasはどんな物語だったのか?あまり覚えてなかったのです。



名犬ラッシー 1
名犬ラッシー 1




 世界名作劇場といえば、かつて毎週日曜日の19:30〜に放送されていた“フランダースの犬”や“母をたずねて三千里”、“あらいぐまラスカル”を思い出しますが、資料を調べてみると、当時これらの作品は世界名作劇場と冠した番組ではなかったことに驚いてしまいました。

そして、名犬ラッシーは世界名作劇場の末期となる第22作目の作品で、唯一の途中打ち切り作品だったそうです(さらに途中打ち切りの最終回さえ、プロ野球中継のため放送されなかったのです)。

なので、原作のイメージが壊される心配もないし、安心して観られたaliasなのでした(おいおい)。


 物語は、1930年代のイギリス・ヨークシャー州にある小さな炭鉱町に住む9歳のジョーが毎日楽しみにしていたことは、つらい授業のあとに校門の前まで親友であるラッシーが待っていてくれること。だが、白と茶色の毛並みが美しいコリー犬だったラッシーは、以前から裕福なラドリング公爵から目を付けられていた。やがて、父親が働いていた炭鉱が資源を掘りつくしてしまい閉鎖することとなったため、生活に困窮したジョーの父親は公爵にラッシーを売ってしまった。最初はつながれていた鎖や檻を乗り越えてジョーの家へ戻ってきたラッシーだったが、ラドリング公爵は遠く離れたスコットランドへと住まいを変えてしまった。遠く引き裂かれてしまった彼らだったが、ラッシーは公爵の城を抜け出し800kmにも及ぶ家路への旅に出る。しかし、そこにはさまざまな困難が待っていた。そして…。


 ということで、母を訪ねて三千里の主人公を犬に置き換えただけの設定と、良い人と悪い人が分かりやすい昔ながらの演出の映画なのでした(ちなみに三千里は約11781kmだそうです)。


 で、この映画の注目ポイントは、犬に対して危険なアクションシーンが少しでもあると、すべてCGになるのです。さらに予算がなかったためか、あまりにも安っぽいCGでそれを表現するのです。

そのため、映像から緊張感がなくなってしまうことを感じ物語からリアリティーを奪って行くのですが、もしかしたら、動物愛護団体から虐待で訴えられるのを心配して、わざと分かりやすいCGを使用し、この映画は動物に危険なシーンを行わせていません!というアピールしているのかもしれませんね(たぶん違う)。

1986年、畑正憲さん(ムツゴロウさん)が原作監督の“子猫物語”では、ダンボールに乗った主人公の子猫であるチャトランが川に流され滝に落ちて行ったり、子猫ちゃんが熊と戦ったり、崖から海へ落ちたりする当時のCG技術では表現できない映像を、スタント猫で撮影したと言われる伝説の映画があるのです。それと比べればある意味で安心して観られる映画なのでした(あくまで伝説なのです)。



 この作品のラッシーが家にまで帰るエピソードの中には、さまざまな種類の捨て犬たちが出てくるのですが、それにキャラクター付けをするために血統書付きの様な犬たちもたくさん出てくるのです。それは、まるで身勝手な人間たちがペットを捨てて行くという現実を皮肉ったような世界観でもあり、そして犬が800kmもの道程を越え家に戻ってくるというこの物語は、捨てた経験のある人には恐怖の物語に見えるかもしれませんね(笑えない)。


 で、映画を観ていて一番驚かされたことは、ラッシーって女の子だったんだ!という事実なのです(やっぱりこの物語のことを全然覚えていなかったaliasなのでした)。



名犬 ラッシー
名犬 ラッシー

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