って、予告編や公式ホームページにも大きく書いてあったのですが、なんでこんな古い映画をわざわざ持ち出して前面に押し出すような宣伝展開にしたんだろ?
ダイ・ハードといえば彼の出世作でもあり、来年には“ダイ・ハード4”が公開される予定なのですが、彼の代表作なら“シックス・センス”とか“アルマゲドン”、“隣のヒットマン”などメジャー作品があるし、監督には“スーパーマン”とか“リーサル・ウェポン2”、“リーサル・ウェポン3”、“リーサル・ウェポン4”などの作品がたくさんあるのに…(おいおい)。
それにしてもブルース・ウィリスさんってずんぶん老けちゃったよな〜。ダイ・ハードの頃はテロリストとのハードな戦いを画いていましたが、2007年公開予定のダイ・ハード4では老衰と戦う物語になりそうな気がしてきました(ブルース・ウィリスさんのファンやプチ・ブルースさんに怒られるぞ!)。
物語は、昔はニューヨーク市警で活躍したジャック・モーズリーは捜査中の事故で足を負傷してしまい、今では署内でも疎まれる存在になりアルコール浸りの堕落した日々を送っていた。夜明けまで張り込み捜査をしていた彼が眠い目をこすりながら家に帰ろうとしていたときに上司から押し付けられたのが、2時間後の開廷に間に合わせるため16ブロック先にある裁判所まで囚人(モス・デフ)を送り届けること。囚人のことは何も知らないが車で行けば15分ほどで終わる職務だったが、護送中にいきなり銃による襲撃を受けてしまう。その場を切り抜け本部へ助けを求めたが、応援に駆けつけてきたはずの同僚達も囚人の命を狙っていた。同僚の一人に銃を向けその場を抜け出すが、やがて彼らはニューヨーク市警から追われる立場になってしまう。そして…。
映画の冒頭は、物語の途中で画かれるワン・シーンを切り出したジャックの印象的なセリフから始まるのですが、それがこの物語の全体を表したような言葉であり、これから始まる物語への期待を持たせる大事なシーンでもあるのです。
で、この16ブロックの間を進むためにさまざまなものエピソードが盛り込まれているのですが(約1.6kmと設定されているのです)、護送されている囚人と落ちこぼれ警官のバディ・ムービーな展開で、二人の迫力あるアクションと二人の楽しませてくれる会話、そして二人の性格を対比しながら、テンポよく物語は進んでいくのです。
でも、冒頭の印象的に語られていたシーンのところまで物語の展開が追いつくと、その後は多少の仕掛けはあるのですが、惰性のように物語は沈滞してしまうのです。
なのですが、エンドロールが流れる頃には、なぜか心温まるように終わっていく物語なっていました。
この映画は物語の展開と映画の時間経過がほぼシンクロする“24”タイプのリアルタイム・サスペンス仕立ての作品になっていました。迫り来る時間に追われながら、先の読めない展開をする構成なところも同じなのですが、主人公の名前がジャックというところまでが同じなのが気になってしまったaliasなのでした(参照:ジャック・バウアー)。
16ブロック
