2006年10月12日

レディ・イン・ザ・ウォーター

この映画にはある秘密があります、まだ映画を見ていない人には、決して話さないで下さい。

 で有名な、M・ナイト・シャマラン監督の作品なのです(たまにシャラマンと言い間違えるときがあるのです)。自分の監督作品には必ず役者としてワン・シーンの出番を作る人なのですが、1999年に発表された監督の第3作目となる“シックス・センス”の興行的成功により一躍の有名人になりました。でも、監督に対する過度の期待があったこともあり、続く“アンブレイカブル”、“サイン”という作品で観客達をあきれさせてしまい、まだ映画を観ていない人にも、決して話す気にもならないような作品にしてしまったのです(おいおい)。

で、2004年に公開された“ヴィレッジ”は1897年のアメリカのペンシルバニアを舞台にした寂しげな村で巻き起こる事件に付いて画かれる物語でしたが、この映画にインド出身である監督が出演するのはさすがに無理だろうと思っていたのです(監督は完全なるアジア系の顔なので、この時代のアメリカに出演してしまってはかなり不自然な設定になってしまうのです)。なのですが、その監督が見事なタイミングで出演し、物語もシックス・センスには及ばないものの衝撃のラストになっていたのです。しかし、人気が落ちていた監督の作品だったので、映画の中で画かれていた寂しい村と同様に、映画館の観客席も寂しい状態になっていたのです(おいおい)。

ということで(?)、前作で復調を感じたaliasはM・ナイト・シャマランさんが脚本・製作・監督を兼ねるこの映画に期待に胸膨らませ劇場へと足を運んだのです。


 物語は、アパートの管理人をするクリーブランド・ヒープ(ポール・ジアマッティ)は電球を替えたり、壊れたアパートの備品を修理しながら、毎日同じことを繰り返すような退屈な日々に身を任せていた。だが、アパートで管理していたプールから、住民ではない女性(ブライス・ダラス・ハワード)を発見する。何者かに襲われていた彼女はストーリーと名乗るが、言動を見ていると彼女はおとぎ話に出てくる水の妖精ではないかとクリーブランドは思い始める。アパートの住人の協力を得て彼女を元の世界に戻そうとする。そして…。


 この物語はシャマランさんの子供達を寝かしつけるときにお話していた物語を映画にした作品なのです。そのため物語にはファンタジーやRPGの要素が含まれ、守護者、傷を癒すヒーラーのような役割を持った存在が出てくるのです。そして、彼女を元の世界に戻すために行なう儀式にはその役割を持つ人物をアパートの住民から探さないといけないのですが、主人公達にはそれを特定する確証がないため、誰がその役割を担う人物なのか?ということを推測する物語の構成になっているのです。

そういえば、監督はこの作品のプロモーションで、“ハリー・ポッター”シリーズの第1作目の監督としてオファーを受けたが“アンブレイカブル”の撮影スケジュールが入っていたため断念したという話をしていたのです。そしてインタビューでは、まだ製作されていない6作目か最終作の監督をしたいと名乗り出ているほど、最近はファンタジーの世界にのめりこんでいるそうです。


 なのですが、この作品は子供を寝かしつけるどころか、観客まで寝かしつけるような映画になっていたので、できればハリー・ポッターの監督はご遠慮願いたいのです(言い過ぎだって!)。それに、この映画のような設定やストーリー展開が適当すぎる物語を作っているようでは、ハリー・ポッターからのオファーは二度とこなさそうなのです(M・ナイト・シャマランさんのファンの人に怒られるぞ!!)。

さらに、この映画では主人公であるポール・ジアマッティさんより目立つ演技をするほど監督の出演シーンがたくさんあったので、ほとんど主演・脚本・製作・監督、M・ナイト・シャマラン!って感じの映画になっていたのです。


 ということで、まだ映画を観ていない人にも、決して話す気にもならない作品にしてしまったM・ナイト・シャマラン監督なのでした(シックス・センスは奇跡的にできてしまった作品だったのかな〜?)。



レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版
レディ・イン・ザ・ウォーター 特別版

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