2006年07月06日

サイレントヒル

 先日行なわれたこの映画の一般試写会では、題名がサイレントヒルということなので、芸能レポーターの井上公造さんや駒井千佳子さんらが出席して、テレビでは言えない芸能界の裏情報である“サイレント話”を公開していたようです(おいおい)。

こんな宣伝展開をしている物語なのですが、バイオハザードと人気を二分するほどのゲームである同名作品を映画化した作品だそうです。バイオハザードを映画化したときはミラ・ジョヴォヴィッチさんによるアクション映画になりましたが、この作品はホラー映画として映像化されました。通常、ホラー映画は90分ぐらいの上映時間のものが多いのですが、この作品は2時間を越える126分もの作品となっていました。


 物語は、一人娘のシェリル(ジョレル・フェレランド)は夢遊病になっていた。夜中に外を徘徊する娘を両親が見つけたときに、意識のない彼女がいつも口にするのはサイレントヒルという言葉だった。母親であるローズ(ラダ・ミッチェル)がサイレントヒルというキーワードを調べていくと、それは30年前の火災事故で廃墟と化した街の名前のことだと分かる。その街へ行けば何かが分かるはずだと思い、引き止める夫(ショーン・ビーン)の制止を振り切りローズは娘と共に乗り込んだ。しかし、街には入ったところで運転を誤り事故を起こしてしまう。事故のショックで気絶していたローズが目覚めたときに娘はどこかへ消えていた。周りを見渡すが、静寂で廃墟と化したこの街には人影さえも見当たらない。娘を探しながらこの閉鎖された空間の奥へと向かうが、静かだった空間にいきなりサイレンの音が鳴り響く。そして…


 この映画は、血や手足が飛び散るような残虐性だけを追求した作品ではなく、Jホラーの貞子さんや伽椰子さんのような得体の知れないものへの恐怖も画かれています。

クリストフ・ガンズ監督はこのゲームのことを気に入って映画化したといわれるだけあって、まるでゲームをプレイしているように物語は展開され、時間が進むと共に物語の中でのルールや世界観が分かっていき、観客は先の読めない展開と恐怖で驚かされるのです。

そして、後から追いかけてくる夫と娘を探す母親の二つの視点で画かれる手法にうまさも感じるのですが、霧に包まれた幻想的な風景でサイレンが鳴り響いた後に、蜘蛛の子を散らすようにその景色が侵食されていき異世界へと引き込まれるシーンをには圧巻でした。やがて、ストーリーの後半になる頃には直接的で残虐なシーンも出てきて、物語はとんでもない局面へと向かうのです(まさにR指定の必要さが感じられる作品なのです)。


 で、少し気になるのがこの映画では監督がゲームへのリスペクトをし過ぎていて、アイテムを手に入れて次のシーンへ進むようなシーンやボスキャラなど、ゲームでは当たり前のように使われるシーンやギミックなどが、この映画の中では少し不自然に見えるのが残念なのです。なので、そういったゲームへのオマージュしたシーンを除けば90分ぐらいの作品にできたのでは…?

でも、ホラーのレベル自体がかなり高いので一人で観に行くのは無理なくらい恐ろしい作品なのです(そもそも、ホラー映画を一人で観に行く人はいるのかな?)。


 ということで、ホラー映画で2時間を越えると心理的にきついと思ったaliasなのでした。



サイレントヒル
サイレントヒル

この記事へのコメント
ブログお勉強中でぅ♪参考になりますっw
Posted by ぇりすx at 2006年07月07日 12:52
久しぶりに来ました☆更新楽しみにしてますねっ!
Posted by mokoko at 2006年07月07日 14:53
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