2006年06月22日

ウルトラヴァイオレット

 ウルトラバイオレットといえばUVと略す紫外線のことを思い出しますが、今回は太陽とはあまり関係なく、この映画に出てくる主人公のヴァイオレットさんがウルトラな能力を持っているだけなのです。つまり、ウルトラマンと同じネーミングセンスなのです(おいおい)。

リュック・ベッソンさんと別れて以来、“バイオハザード”などのアクション作品に目覚めたミラ・ジョヴォヴィッチさんの大きく美しい肢体も注目ポイントなのですが、今回はあのB級大作と呼ばれる“リベリオン”を撮影したカート・ウィマー監督なのが大事なポイントなのです。

2003年に公開されたこのB級映画は“マトリックス”をパクったようなポスターだったために、公開された当時はそれほどの人気はなかったのですが、ガン=カタ(Gun Kata)と呼ばれる新たなアクションを生み出し、その後のアクション映画やゲームなどに多大な影響を与えた作品だったのです。

ちなみにガン=カタとは、複数の相手と戦うことを想定した二丁の拳銃を用いて行われる近接戦闘用の格闘技の事で、相手の死角に入り込むことにより効率的に相手を攻撃して、さらに防御力も兼ね備えていると設定されているのですが、これは監督が考案したマーシャルアーツとガンアクションを組み合わせた架空の武術のことなのです。


 物語は、ヴァイオレットはウイルスにより体を侵されていた。アメリカが発見したそのウイルスは、21世紀末の全世界を恐怖に陥れた。感染した者はファジーと呼ばれ、感染後12年で死を迎えることが決まっているが、通常の人類より高い知能と身体能力を得ることができる。人類の脅威となり始めたファジー達に対して、政府は彼らだけを絶滅させることができる最終兵器を開発する。それに対して地下組織を結成したファジー達は最終兵器を奪うために、暗殺者であるヴァイオレットを政府機関へと送り込む。そして最終兵器とは…


 脚本はミラ・ジョヴォヴィッチさんの出演を前提として作られたそうなので、彼女の魅力は満載なのですが、設定やストーリー展開はあまりに適当すぎる映画なのです(言い過ぎだって!)。

なのですが、さらにガン=カタは完成形へと向かい戦闘スタイルはスタイリッシュなものとなり、踊るように戦うアクションシーンにはかなりの見ごたえがありました。そして物語の中で、重力方向を制御するアイテムが出てくるのですが、それを利用することによりバイクでビルの壁を障害物をよけながら疾走するシーンはアニメチックにも見えるのですが、かなり斬新でした。


 でも、ストーリーや設定もほとんどバイオハザードとほとんど変わらないような展開だったので、バイオハザードと区別できないような作品に見えてしまうのです。

そして、彼女が出演する映画には必ず服を脱ぐサービスカットがあるのですが、そこまで同じ映画の展開をするところが、ある意味で気になったaliasなのでした(おいおい)。



ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション
ウルトラヴァイオレット デラックス・コレクターズ・エディション

この記事へのコメント
TBさせて下さい。
今回はサービスカットはなかったような?
昨日なのにすでに内容うろ覚えな映画でした・・・
Posted by 駒吉 at 2006年06月23日 10:51
駒吉さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

問題のシーンは(笑)、服を脱がないとセキュリティチェックができないと設定されていたので、
そこでミラ・ジョヴォヴィッチさんのサービスカットがあったのです。
Posted by alias at 2006年06月23日 23:16
こんにちは、jamsession123goです。

SF映画ぽさに引かれて観てきましたが、予想どおり期待を裏切られましたね。

ミラファンには、結構楽しめる映画になっているとは思いますが、映画を楽しみにいった人には、ちょっときついかも知れませんね。

TBさせていただきました。
Posted by jamsession123go at 2006年06月25日 07:05
jamsession123goさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。

SFとしてこの映画を観ると少し厳しいかもしれませんね。

でも、リベリオンでガン=カタに魅了されたaliasとしては、
それが観ることができただけで満足なのでした。
Posted by alias at 2006年06月26日 00:46
TBどうもでした〜♪
>設定やストーリー展開はあまりに適当すぎる映画なのです
(爆)確かにねぇ〜♪
彼女と観に行ったんですが、「敵の本部に乗り込んだと思ったらダミーだったし、そのシーンのすぐ後にヴァイオレットとシックスが公園で遊んでるシーンがあるのはどういう意味?」って質問を受け、答えられませんでした(^^ゞ
Posted by はっち at 2006年06月27日 06:59
はっちさん、コメントありがとうございます。

この映画では、テーマとして母性愛を画いていたので、
この世に別れを告げようとする二人が公園で楽しんでいるところは
泣けるシーンとして画きたかったと思われますが、

観客を泣かせるには、設定やストーリー展開はあまりに適当すぎる映画なのでした(笑)。
Posted by alias at 2006年06月27日 08:30
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/19686375

この記事へのトラックバック

映画:ウルトラヴァイオレット 試写会
Excerpt: ウルトラヴァイオレット 試写会@中野サンプラザ 「ここは理解できない世界」 そーですね??、なんかよくわからないストーリーでした。 いやあ、ものすごく「イーオン・フラックス(駒吉レビ..
Weblog: 駒吉の日記
Tracked: 2006-06-23 10:51

映画のご紹介(146) ウルトラヴァイオレット
Excerpt: ヒューマン=ブラック・ボックス -映画のご紹介(146) ウルトラヴァイオレット-シャーリーズ・セロンには勝ったものの.... 日ごろレビ..
Weblog: ヒューマン=ブラック・ボックス
Tracked: 2006-06-25 07:07

ウルトラ・ヴァイオレット
Excerpt: アクションゲームをプレイしているような錯覚を味わえる興奮の87分。
Weblog: Akira's VOICE
Tracked: 2006-06-26 12:28

「ウルトラヴァイオレット」
Excerpt: 「ウルトラヴァイオレット」 本作は、ミラ・ジョヴォヴィッチのために作られた作品に思える。 コスチューム、アクロバテックなアクション、クールなキャラクター、 彼女が魅力的に描けていればそれで良い。..
Weblog: わたしの見た(モノ)
Tracked: 2006-06-26 19:17

ウルトラ・ヴァイオレット 2006-35
Excerpt: 人類の一部が、あるウィルスに感染し”ファージ”といわれる超能力者に進化してしまう。政府は、ファージを隔離迫害する施策を実施する・・・夫を政府に殺された過去をもつヴァイオレット(ミラ・ジョボビッチ)は、..
Weblog: 観たよ〜ん〜
Tracked: 2006-06-26 20:11

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 映画館で、出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ/キャメロン・ブライト/ニック・チンランド/ウィリアム・フィクトナー/脚本・監督:カート・ウィマー/作品『ウルトラヴァイオレット』を観ました。 ●感想  ..
Weblog: Rohi-ta_site.com
Tracked: 2006-06-26 20:56

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 「ウルトラヴァイオレット」 2006年 米 ★★☆☆ う??ん・・・辛口でごめんなさい。 予告で観た時の 期待感は多少裏切られるだろうとは 予想していたけど ここまで 裏切られると..
Weblog: とんとん亭
Tracked: 2006-06-26 23:07

ウルトラヴァイオレット−(映画:今年83本目)−
Excerpt: 監督:カート・ウィマー 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー、セバスチャン・アンドリュー、アイダ・マーティ..
Weblog: デコ親父はいつも減量中
Tracked: 2006-06-27 01:19

ウルトラヴァイオレット
Excerpt:  アメリカ  アクション&SF  監督:カート・ウィマー  出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ      キャメロン・ブライト      ニック・チンランド      ウィリアム・フィクトナー ..
Weblog: Saturday In The Park
Tracked: 2006-06-27 09:43

ウルトラヴァイオレット (Ultraviolet)
Excerpt: 監督 カート・ウィマー 主演 ミラ・ジョヴォヴィッチ 2006年 アメリカ映画 87分 アクション 採点★★ 東洋武術とガンアクションを融合させた“ガン=カタ”満載の『リベリオン』。主演のクリスチャ..
Weblog: Subterranean サブタレイニアン
Tracked: 2006-06-27 11:19

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: うわ?? 久々に超駄作を見てしまった。イーオン・フラックスの再来です。 これはミラ・ジョヴォヴィッチのミラ・ジョヴォヴィッチによるミラ・ジョヴォヴィッチのための映画でした。 近未来、アメリカ政..
Weblog: Alice in Wonderland
Tracked: 2006-06-30 16:05

映画「ウルトラヴァイオレット」カート・ウィマー/監督
Excerpt:  映画「ウルトラヴァイオレット」カート・ウィマー/監督観てきました。  今日は自動車免許の更新に行き、その後。  入りは30人くらいでしょうか。  ストーリーは、ウィルスのために12年の寿命にな..
Weblog: スチャラカランナーの日々
Tracked: 2006-07-01 13:34

『ウルトラヴァイオレット』2006・6・25に観ました
Excerpt: 『ウルトラヴァイオレット』? 公式HPはこちら ●あらすじ 新種のウィルスのせいで高い知能と運動能力・特殊能力を得た超人間“ファージ”。彼らに恐れをなし抹殺しようとする人間政府との..
Weblog: 映画と秋葉原とネット小遣いと日記
Tracked: 2006-07-01 20:05

「ウルトラ・ヴァイオレット」何を目指したのか、CG映画もどき...
Excerpt: 「ウルトラ・ヴァイオレット」★★★ ミラ・ジョヴォヴィッチ、ウィリアム・フィクトナー主演 カート・ウィマー監督、アメリカ2006年 ミラ・ジョボヴィッチの強烈なインパクトの 予告編に引かれ..
Weblog: soramove
Tracked: 2006-07-02 00:24

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: ウルトラヴァイオレットを見てきました。まぁ、ある程度先が読める展開でした。 というか、いままでのウィルスものと対して変わらない感じがしました。やっぱりこういう映画は、 女性ヒーローが見所になってきます..
Weblog: ブログ:映画ネット☆ログシアター
Tracked: 2006-07-05 19:49

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 邦題:ウルトラヴァイオレット 原題:ULTRAVIOLET 監督:カート・ウィマ
Weblog: Pocket Warmer
Tracked: 2006-07-05 22:15

「ウルトラヴァイオレット」見てきました。
Excerpt:  今回は近未来映画のアクション映画ウルトラヴァイオレットを見てきました。会社帰りに見るのにはこういう単純な映画が疲れなくて良いので。。。
Weblog: よしなしごと
Tracked: 2006-07-10 01:49

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: http://www.sonypictures.jp/movies/ultraviolet/予告だけでおもしろそうと思って見に来ました。アクションなどは結構おもしろいと思うのですが世界観がどういうもの..
Weblog: 勝弘ブログ
Tracked: 2006-07-15 22:08

『ウルトラヴァイオレット / ULTRAVIOLET』☆今年61本目☆
Excerpt: もしかしたら――の予想通り、『イーオン・フラックス』にゲキ似。 近未来の世界で、女性戦士が孤軍奮闘頑張ってるんだけど、全く感情移入出来ないストーリーといい、絵になる美しいアクション・シーンといい、本..
Weblog: honu☆のつぶやき 〜映画に恋して〜
Tracked: 2006-07-21 14:19

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 新たなガンカタ誕生か? と、思ったら肩透かしだった(笑) 妄想感想いきます。
Weblog: オイラの妄想感想日記
Tracked: 2006-08-04 10:55

ウルトラヴァイオレット DVD
Excerpt: 「リベリオン」のカート・ウィマー監督が、「バイオハザード」シリーズの ミラ・ジョヴォヴィッチを主演に迎えて贈るSFアクション。 新種のウィルスに感染し超人的な知能と運動能力を身につけた超人間「ファージ..
Weblog: 噂の情報屋
Tracked: 2006-11-10 18:25

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 製作年度 2006年 製作国 アメリカ 上映時間 94分(劇場公開版87分) 監督 カート・ウィマー 原作 − 脚本 カート・ウィマー 音楽 クラウス・バデルト 出..
Weblog: タクシードライバー耕作の映画鑑賞日誌
Tracked: 2007-01-03 06:51

ウルトラヴァイオレット
Excerpt: 作品情報 タイトル:ウルトラヴァイオレット 制作:2006年・アメリカ 監督:カート・ウィマー 出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、キャメロン・ブライト、ニック・チンランド、ウィリアム・フィクトナー あらす..
Weblog: ★★むらの映画鑑賞メモ★★
Tracked: 2010-08-17 01:13
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。