なので、人が落ち着いてから劇場に行こうと思っていたら、1ヶ月もたたないうちに公開が終わるそうなので、慌てて映画館に足を運びました。シネコンなどでは、最初は大きなスクリーンで公開していたはずなのに、今では観客も2,3人しかいない閑散とした小さなスクリーンになっていました。
この映画のヒットに期待していた配給会社と劇場関係者は、あまりの人気のなさに、
ウォレスとグルミット 閑散とした劇場で大ピンチ!
といった感じだったのかもしれませんね(おいおい)。
物語はおとぼけ発明家のウォレスと名犬グルミットが、野菜畑を荒らすうさぎを捕まえる話です。
街は年に一度開かれる巨大野菜コンテストに出品するために、街の人たちは自分の子供のように大切に野菜を育てているのですが、そこにうさぎが大発生。それを駆除するためにウォレスが開発したうさぎ回収マシーンと彼らの活躍により街の平和は守られるのですが、今度は巨大うさぎが現れ街中の野菜畑を荒らすのです。そして…。
日本ではうさぎと言えばかわいいイメージしかなかったのですが、イギリスなどではうさぎは畑を荒らす害獣としか思われていないのですかね〜?そんな文化の違いのためなのか、悪ガキのように不細工な姿をしたうさぎちゃんたちは小憎たらしく画かれていました
それにクレイアニメといえばこつこつと手作業でワンカットずつ撮影するイメージしかなかったのですが、今回はCGなども使われていました。なので、どこまでが手作業なのか?CGだったのか?分かりにくかったので、職人の人たちが報われないような気がしました。
そんなこともありますが、映画があっという間に終わってしまうほど、最初から最後まではらはら、どきどきなのです。
いつも失敗ばかりするウォレスに対して、少しあきれるような表情や悲しみの表現などを、しゃべることの出来ない犬のグルミットが目だけで全ての感情を表す姿。そしてピンチになったウォレスをいつも影ながら一生懸命助けたり、支えになってあげたりする献身的な名犬グルミットの姿に、少し萌えてしまったaliasなのでした。
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! スペシャル・エディション

グルミットはウォレスのベストまで編んでいて、
その献身ぶりには脱帽でした〜。
私も秘かに気に入っていて、劇場へ行くたびにグルミットぬいぐるみが欲しいなぁと売店をうろうろしておりました。
しかし、私の通う劇場ではすでに公開が打ち切られ、グルミットはいなくなりました。
どこへ行ったんだ〜。グルミット〜。
そういえば、編物までする器用な名犬でしたね(おいおい)。
でも、あのグルミットが編んだベストをウォレスが着てたかどうか?覚えていないのです。
映画の公開も終わってしまうので、DVDでチェックしてみよっと!