2006年03月23日

サマータイムマシン・ブルース

 相変わらず上野樹里さんの出演する映画にハズレはないのです!

って言っても、彼女の作品を全部見た訳じゃないんですけどね〜。

aliasが見ている限りはハイレベルな作品が多いのです。


 あの“踊る大走査線”のドラマや映画を含めたシリーズの監督をした本広克行さんが、今回は京都の劇団“ヨーロッパ企画”さんの舞台を映画化しました。たしかに派手な映画も作る監督なのですが、前にも“スペーストラベラーズ”などの舞台作品を映画化したこと前歴がある監督さんなのです。

で、今回原作・脚本はヨーロッパ企画の上田誠さんというあやしい団体名の人が書いたのですが(おいおい)、脚本は舞台とほとんど変わらないものだそうですが、この脚本がすばらしい!のです。


 物語は夏休みの大学生達の日常を画いているのですが、クーラーのリモコンが壊れたとか、シャンプーがなくなったとか、どうでもいいような話が4コマ漫画のように短いネタをいくつもちりばめながら、最初のうちはうだうだとコント仕掛けで進むのですが、

そこにいきなりタイムマシーンという機械が登場したとたん物語は新たな方向にすすみ、そしてちりばめられた物語は一気につながり、最後にはすべてが伏線であったことに観客は気付くのです。

物語は実写なのになぜかドラえもんの映画のようにアニメチックな展開で、いつもは戦わないのび太君が何かに立ち向かうような感動的なシーンや、そして少し切なくなるような愛の要素も含まれているのです。監督自身がうる星やつらの映画“うる星やつらビューティフル・ドリーマー”のエッセンスを引用したと言ってるぐらいアニメ的な撮影方法を映画に取り込んだことが、舞台作品だった脚本と見事にうまく融合しているのです。


 2005年に公開された時にこの映画を見逃していたことも残念だったのですが、夏のうだるような暑さの中で見てみたかったな〜とちょっと後悔してしまいました。



サマータイムマシン・ブルース スタンダード・エディション (初回生産限定価格)
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