2006年02月22日

電気用品安全法

 2006年2月に入ってから、古い電化製品が買えなくなる!という記事をよく見かけます。

どうやら原因となっているのが、これ↓

電気用品安全法は家電などの安全性を確保するために2001年4月に施行された。対象となる電気製品は450種類になり、そのうちのテレビ、冷蔵庫、掃除機、オーディオ機器、電子楽器、ゲーム機など259品目が2006年4月から“PSE”の表示があるもの以外、新品や中古にかかわり無く事業として販売できなくなる。PSEを表示するためには製造業者、または輸入業者による出荷前の製品の検査が必要となり、高い安全性が要求されるコンセントやコード類は第三者機関の検査が必要になる。もしPSE表示の製品に問題があった場合、メーカーまたは輸入業者の責任となる。ただし個人間の取引や海外へ輸出は対象外になる。

なのです
(詳しい情報はこちらがお勧めです→電気用品安全法@2chまとめ)。


 簡単に言うと、2001年より前に販売された“PSE”マークが無い家電製品が買えなくなります
(もちろん売ることもできなくなるので、これ以前に買った家電製品は資産価値ゼロになるのです)。

例えば、少し古い型のゲームのハード機であるプレイステーションやスーパーファミコン、

古くても名器のエレキ・ギターやシンセサイザー、アンプ、レコードプレイヤー、

そして、ベータのビデオやLDプレイヤーなど。


 もともと電子情報技術産業協会などが、テレビとか世界レベルで争う家電製品に全世界での安全基準になるようなものを日本で作って欲しいという意見を法律制定前から訴えてきたそうですが、

古い製品を排除して、新しい製品を売りたいメーカー側からの圧力あったのではないか?とか、

これまで国が電化製品取締法によって事業登録や製品認可を経済産業省で管理していましたので商品に問題があった場合はメーカーだけでなく国にも多少の責任があったのですが、メーカー側に全責任を負わせるためにこのような法律になったのではないか?などと、いろいろな情報がネットで流れていました。


 前にも 、Blu-rayとHD DVDでなどで繰り広げられる次世代記録メディアについて嘆いていましたが、むかしから持っているビデオやLDなどの映像作品を再生している今のプレイヤーが壊れてしまったときに、次の製品を買うことができなくなってしまうことはaliasにとっても大問題なのです。


 昨年の石油ファンヒーターのような不具合の出る製品が野放しになっているのは、消費者としても困った事態ですが、これはリサイクル市場に関わっている人にとっても死活問題のようです。

PSE表示の無い中古品を扱っている会社は4月までに商品を売り切らなければただのゴミになるどころか、家電リサイクル法によりお金を払って廃棄しなければならないリスクがあるので、いま店先に並んでいる中古電化製品などはとても安くなっているそうです(5年も前に施行された法律なのに、何で今まで話題にならなかったんだろう?)。


 こんな時こそホリえもんのように、誰かが法の抜け道を思いついてくれないかな?(笑えない)



この記事へのコメント
>5年も前に施行された法律なのに、
>何で今まで話題にならなかったんだろうこの法律は元々、製造業者を対象にしたもので、中古のことは全く考えられていなかったんですよ。
国会での議論中も製造業者に関する議論ばかりでしたから。
中古商を管轄する警察庁もこの問題を知ったのはつい最近らしいし。

去年の11月に入ってから、経産省から「中古も対象」という見解になったんですよ。
こりゃ、混乱するって。
Posted by sasa at 2006年02月26日 12:28
sasaさん、コメントありがとうございました。

そりゃ、混乱しますよね!
昨年の11月になってから見解が決まったような穴のある法律なら、
今からでも見直しを検討して欲しいところですが、
ホリえもんメールで混乱しているような日本の国会では、
いつになったらこの問題は取り上げられるのでしょうか?
(いつも優先事項を間違えているような気がします)
Posted by alias at 2006年02月26日 13:50
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