2006年01月29日

スケルトン・キー

 2005年にアメリカでは公開されたのですが、日本では映画公開されないままDVDとなってしまった悲しき作品のひとつなのです。


 主人公はホスピス・ケアと呼ばれる末期患者の介護をする看護士で、忙しい毎日に流され、実家に帰った頃にはもう父親にこの世を去っていたという悲しい経歴を持つ女性。はじめは病院に勤めていたが毎日のように人が亡くなっていくなか、死んだとたんに死体をゴミのように扱う病院側の対応に納得ができず自宅介護をすることを決める。そしてルイジアナ州の豪華で大きな屋敷に住み込みで働くことになるが、そこには老人夫婦が二人だけで住んでいるため、すっかりさびれてしまい屋敷の半分以上の部屋が使われていない。婦人から全室を開けることができるスケルトン・キーを渡され、しゃべることも体を動かすこともできない老人の介護をしながらの生活をはじめるが、なぜかどこの部屋にも鏡が無い。そして屋根裏では不自然な音がするので確かめに行くが、なぜかその部屋だけはカギを使うことができない。不自然なことが少しずつ増えていくなか、薄気味悪くなり家を出て行こうとするが、話すことができない老人から、助けて!というサインが彼女に送られてくる。その老人に死に目に会えなかった自分の父親の事を重ね合わせてしまい、家を出て行きづらくなる。どうやら彼は介護に関して助けを求めているのではなく、婦人のことを恐れている。そしてこの家には大きな秘密が…。


 古いミステリー小説のような物語の設定でしたが、aliasは楽しめました。オチが納得できない人や、こんなパターンの映画なんて古くからあるパターンだ!と言う人も多いのですが、アメリカ南部の黒人差別の歴史や閉鎖的な環境、ブードゥー教などをからめて、少しずつ人を追い詰めていく脚本には好印象でした。

でも、M・ナイト・シャマラン監督の“シックスセンス”ほど驚かせるものも無く、有名な俳優も出演していないためなのか?B級映画っぽくなったため、映画館では公開されなかったのかもしれません。



スケルトン・キー
スケルトン・キー




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