2006年01月19日

レジェンド・オブ・ゾロ

 前作の“マスク・オブ・ゾロ”は、アントニオ・バンデラスさんの男性としての魅力を輝かせるために作られたような映画でしたが、そこには無名に近いキャサリン・ゼタ=ジョーンズさんが共演し、ハリウッドデビュー作品として彼女の知名度を上げた映画でもありました。
それから8年のあいだに、キャサリン・ゼタ=ジョーンズさんは数々の映画に出演して輝きを増してゆき、正統派な役柄だけでなく、ビッチな役柄させたら彼女ほどうまい女性はいないのではないか?と思わされるほどの女優になりました(例:シカゴ)。

それに対して、前作の映画が上映された頃が人気のピークだったアントニオ・バンデラスさんには
8年前のオーラは無くなり、映画の中でもゾロの栄光にしがみついているような役どころになっている(させられている?)のが、さらに寂しさを感じさせていました。


 前作はカリフォルニアがまだスペインの統治下にあった頃、圧政を強いていた総督に対して、
老いを隠せない初代ゾロ(アンソニー・ホプキンス)と、その娘(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)、
二代目ゾロ(アントニオ・バンデラス)が立ち向かう物語だったのですが、
この映画はそれから10年の月日が流れ、1890年カリフォルニアが自由と平和を求め、アメリカの31番目の州になろうとしていた時代の話です。

あのスペインからの支配からようやく抜け出すために、カリフォルニア全土では住民による投票が行われていたのです。でも、そんな願いを打ち砕くかのように妨害されるのですが、そこに現われた二代目ゾロがズバッと解決してくれるのです。
そんなゾロも結婚して子供がいる生活を始めていたのですが、争いごとに巻き込まれないように、自分の正体は妻(初代ゾロの娘)以外には誰にも教えていなかったのです。投票が無事に終了したら引退する約束を妻としていたのですが、各地の手続きがが終わるのにはまだ3ヶ月はかかるので、それまでは現役でいさせてくれと言ったのですが、数日後、離婚届が彼のもとへ…。


 驚いたのが二人の間にできた子供役アドリアン・アロンソ君です。器械体操でも習ってたんじゃないのか?と思わせるほど彼は殺陣がうまく、かなり派手に暴れまわるのです。かわいい顔もしていますし、まだ10歳なのでいまのところは注目株かも?(でも十代の顔の変化は激しいですからね)

全体的にうまくまとめられ、R指定がかかるようなグロイシーンもないし、バンデラスさんも“スパイキッズ”などのファミリー映画の実績もあるんだから、アクション映画としての宣伝展開をするのではなく、家族そろって観られる子供向け映画として、正月くらいに興行すればよかったのに…
(スパイキッズの最終作が大コケしたせいかも?)。



レジェンド・オブ・ゾロ コレクターズ・エディション
レジェンド・オブ・ゾロ コレクターズ・エディション

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/11909324

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。