100ドル札に中に謎が隠されていたり、紙にレモンをかけて熱を加えると文字があぶりだしのようにでてきたり、ペットボトルを虫眼鏡のように使ったりするので、
小学生の実験かよ!(または、学研と科学のおまけ)
と、ツッコミたくなるような手法で、謎が解き明かされる物語なのです。
スピード感あるアクション展開や、ロールプレイングゲームのように次々の謎が出されていく脚本には意外と好印象。主役がニコラス・ケイジでなければもっとヒットしてたんじゃないのかな?(おいおい)
そして、最初は世界中を旅して秘宝の手がかりを探す物語かと思っていたのですが、
すべてアメリカ国内に隠されているというお手軽な展開で、重要なアイテムとしてアメリカの独立宣言書をキーワードにしているので、アメリカの歴史を学べるというおまけ付きなのです。
で、思ったことは、アメリカ横断ウルトラクイズを観ているようでした。
グロテスクなシーンもないし、血も一滴だけしか流れないので、ずいぶん健全な映画だな!
と思いながら検索してみると、ディズニー製作だったので納得!
派手さはないのですが、誰もが悪印象を持たない秀作!といった感じなのです。
ナショナル・トレジャー 特別版
