2005年12月22日

四月の雪

八月のクリスマスや、四月の雪とか季節はずれなタイトルを付けるのが好きな監督だな〜(おいおい)

 ペ・ヨンジュンさんが演じる主人公は、冒頭で、妻が接触事故を起こしたことを電話で知るのです。病院に駆けつけると、対向車と正面衝突して相手の車に乗っていた人は亡くなり、妻も意識不明の重体であることを知るのです。その病院には妻と一緒に車に乗っていた男性も運び込まれ、同じく意識不明になってしまった男性の妻もいたのです。
そして車に残されたものを相手の妻と一緒に分別していると、意識不明の二人は不倫をしていたという事実に気付くのです。気まずい二人なのですが、でも、
二人とも、同じ病院だから毎日に顔を合わさなければならない
二人とも、同じマンションに住み同じ生活圏にいるので、近所で顔を合わせることを避けられない。
二人とも、どちらが運転していたかわからないから、相手を責められない
二人とも、意識不明なので事実を聞くこともできないし、問い詰めることもできない。
二人とも、亡くなってしまった相手の家族から罵られるのですが、言い返すことはできない。

そんな二人には慰めてくれる人もいないので、傷をなめあうように寄り添いあうようになっていくのです。そして彼女は「不倫しましょう!」と酒に酔った勢いで言ってしまうのです(ずるい設定だ!)。

そう!、ヨン様に不倫と言う役柄を演じさせるためには、これだけの設定が必要だったのです。

そしてお互いが恋のようなものを感じたとき、自分が一番責めたいと思っている人と、同じ事をしていることに気付くのです。そして病院にいる二人の病状にも変化が…。


 韓国映画のイメージって大事な場面を強調する傾向にあるのですが(それも、しつこいくらい)、
でもこの映画は淡々と日常を画きながら進んでいくので、年齢、性別、観た時の心理状態などで受け止め方が変わる作品だと思います。
この監督うまいよな〜って印象でしたが、口コミによって広げるには面白さを説明しにくい作品だったので、あまりヒットしなかったのかもしれません。
でもこの作品でソン・イェジンは、あのヨン様と競演した女優ということで日本での知名度も上がり、結果“私の頭の中の消しゴム”をヒットさせるきっかけとなった踏み台にした作品でもあったと思います(ヨン様ファンに怒られるぞ!)



四月の雪 (通常版)
四月の雪 (通常版)


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